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Renault Twingo ZEN(2018年式)  スロットルコントローラー

 

 

 

トゥインゴにスロコン(スロットル・コントローラー)をつける。

 

スロコンというのはアクセル開度を可変させる為の機器。何でそんな物を使うのかというと、最近の車はアクセルの動作はワイヤーではなく、電子スロットル(ポテンショメーター(センサー)で踏み加減を計測して電気信号で制御している)になっている。で、何故電子スロットルだとスロコンが要るのかというと、電子スロットルの場合メーカーが意図的に制御を緩くしているケースが多いから。乱暴に踏んだり上手く微調整出来なくても制御が緩いのでスムーズになる。だけど、上手く操作しようとすると、その緩さが逆に邪魔をしてしまいドライバーが意図した動作をしない。その為、アクセル開度信号(踏み加減)をスロコンで調整してしまおうという物。

 

 

 

使用するスロコンは PIVOTの3drive・AC という製品。

以前知人が使わなくなったからとくれた物で、かなり古い製品になる。こんなに古い物は流石に使えないよな、と思ったら、使用するハーネスは現行品と変わっていない。取説を見ても、現行品と制御内容もあまり変わっていない。コレ使えるんじゃないか。

 

ちなみにこの製品に限らずPIVOTのスロコンの対応車種にルノー・トゥインゴは含まれていない。ところが日産用のハーネス(TH-5A)を使うと接続する事が出来る。アクセル制御にあまり変な物を使うのもどうかと思うんだけど、ネット上では使用例が沢山アップされていて実績があるので多分大丈夫だろう。おそらくアクセル開度センサの信号(電流?電圧?)をスロコンを介して増幅させているだけなんだろう。

ちなみにAmazonでは互換ケーブルが安く売っている。ただ、アクセル制御にあまり変な物を使うのもどうかと思うのでPIVOTの正規品のハーネスにしておいた。

 

 

取説には作業に掛かる前にイグニッションをOFFにしてドアを開けて15分以上放置する様指示がある。電子スロットルのコネクタを外した際に異常が出ない様にする為。

電子スロットルのコネクタはアクセルペダルの根本付近にある。インパネのヒューズボックスにアクセスする為のカバーを外すと良く見えるので作業しやすい。センサに差さっているコネクタを抜き、センサとコネクタの間にPIVOTのハーネスをかませる。

 

現行のスロコンだとそれだけで良いみたいだけど、僕が使うスロコンはスロットルのハーネスを繋いだだけでは動かない。電源を別に取る必要がある。丁度ヒューズボックスからアクセサリー電源を取っているみたいなので、それを分岐して拝借する。

PIVOTの3drive・ACの取説には常時12V電源を繋ぐ様に指示されているけど、アクセサリー電源でも使用上問題はない。PIVOTの3drive・ACにはクルーズコントロールの機能が有るけど、それを使う場合は常時電源じゃないとマズいかも。まぁ今時クルーズコントロールは標準装備だし、新たにPIVOTの3drive・ACを使う人も居ないと思うけど。

 

邪魔にならない位置に固定する。頻繁に触る物ではないので足元でも良かった。

 

なお、トゥインゴのインパネ周りはシボ加工されているので、強力な両面テープを使っても剥がれてしまう。ゲルタイプの両面テープを使うと固定しやすい。

 

 

 

実際に使ってみた感想は、微妙。確かに変化はする。変化量を大きくすれば、アクセルを少し踏んだだけでグッと加速する。ただ、それは「アクセルの踏み加減」が変化するだけでレスポンス(ツキ)が良くなるわけじゃない。スロコンの機能を理解すれば当たり前の事なんだけど。また、スロコンはアクセル開度0~アクセル全開までの変化量を変えているだけなので、当然アクセル全開以上速くなる訳でもない。

トゥインゴに関してはもっさりしたエンジンだなぁとは思ったものの、それはアクセル開度で何とかなるものではないと思っていたし、このエンジンの性格上レスポンスが著しく悪いとも思わなかった。高回転までカッチリ回して走るタイプのエンジンではなく、低回転域のトルクを使って走るタイプのエンジンだから。ただ、手元に使っていないスロコンが有ったのと、トゥインゴにも使えるという事、ネット上では好評だったという事で付けてみた。結果的に、悪くはないけど必須という程の物でもないという印象。また、変化量を大きくし過ぎるとアクセル操作がシビアになるので、雨の日や雪道などはノーマルの方が良いかと思う。

なお、以前乗っていた日産マーチ(AK12)は明らかに変な制御だったので、マーチならもっと劇的に効果が感じられるかもしれない。

 

今回の出費

ハーネス PIVOT TH-5A 4,180円

スロコン PIVOT 3drive・AC 0円

 

 

 

 

追記

「良く走るじゃないか」と思っていたんだけど、それは「トゥインゴだけ運転している場合に限って」だった。ウチのメインカーのフォード・フィエスタを週末に運転した後トゥインゴを運転すると、「あれ?調子が悪いのかな?」と思う程加速が悪い。よくよく観察すると、発進時のアクセル微開状態でのツキ(エンジン回転の追従性)が極めて悪い。具体的にはアイドリング~1500回転辺りまでで、アクセルを踏んでも加速がついてこない。

スロコンはアクセル中開域を主に可変させていて微開付近はあまり変化させていないので、スロコンを使ってもこの領域はあまり変わらない。回転をある程度上げてやれば追従するけど、発進時はどうしたって低開度になるので発進の度にもたつく事になる。これがストレスになる人は耐えられないかも。ただ、しばらく運転すると慣れるし、ある程度回転を維持していれば加速が悪いという事も無く充分速い。

 

追記2025.11.11

しばらく間を空けた後に運転すると著しく加速が悪い印象を受けるんだけど、何となく「ウォーミングアップ状態」の様な気がする。しばらく走ると違和感が無くなるので、エンジンが完全に冷えた状態の時はある程度温まるまでの間意図的にレスポンスを落としているんじゃないか。どの様な制御をしているのは詳細は分からないので、あくまでも感覚での話。

 

 

 

 

余談

先日フィアット500のツインエアエンジンを見た時に、なんというモッサリしたレスポンスだろう、もっと俊敏になれば面白そうなのに、と思っていたんだけど、市販品を使って比較的簡単に出来るみたいだ。

fast-eddy.air-nifty.com

やっぱり同じ事を考えている人は居るよね。あの2気筒エンジンがパンチの効いたレスポンスになったらさぞかし面白いだろう。どれくらい変化するのか見てみたい気はする。