シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

タイヤ交換 Continental Ultra Sports2

 

 

自転車(ロードバイク)のタイヤ交換をしました。

盆休み中はずっと仕事で何が働き方改革だよ。クソが。って熱中症になりかけながら仕事してたんだけど、ようやく休めた。と思ったら天気悪い。

別に自転車バカになった訳じゃなく、登山でも次に登る山とかルートとか考えているんだけど天気と僕のタイミングが合わない。微妙な天気の内に気になっていたタイヤを交換しておく。

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Specialized Venge Expertには、SpecializedのTURBO ELITEというタイヤが標準装備らしい。全くパターン(溝)が無い完全スリックタイヤはいかにもヤリそうな雰囲気でカッコイイ。

 

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しかしながら、2012年モデルの標準タイヤだけあって、既に7年ほど寝かせたタイヤ。摩耗具合はともかく、つなぎ目に亀裂が入り出している。見ないふりをしてきたけど、先日も「ことけけさんタイヤ大丈夫ですか?」と忠告され、さすがに危機感が募る。最高で60km/hくらい出るので、そんな速度でバーストでもしたらタイヤ代どころじゃない。

 

 まぁでも所詮チャリのタイヤだしwって安易に考えていたんだけど、何だよこれ。クソ細っいタイヤのくせにやけに高いやんけ。せっかくだからちょっと良いタイヤ履きたいよなって思ってたら、7千円から1万円くらいする。オフロードバイクと変わらん。

 良いタイヤ(より軽快に走れる)が良いけど、なるべく安い方が良い。だけどタイヤなんて外観見てもみんな同じで分からないし、他人の評価も主観的でどこまで信頼できるか分からない。そんな時に見つけた下記のサイトを参考にしながらコスパ最高のタイヤを選定する。

fukai-wbc.com注目すべきはライターの主観ではなく、データで比較されている点。このデータと他でも概ね評価が高いContinentalのgrand prix4000にしようかと思ったんだけど、高い。安くて5千円位。2本で1万円。他のメーカーも、そこそこな性能のタイヤは大体同じ位の値段かそれ以上になる。うむむ・・と悩んでいる横に、ContinentalのUltraSports2が表示された。2本で4370円。grand prix4000の半額。転がり抵抗値を見るとそこまで酷くなさそうだし、もうUltraSports2で良いわ。

 

 

 

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ロードバイクのタイヤはあっと言う間に外せる。ホイールを外すのに工具は要らないし、タイヤもタイヤレバー1本で外せる。パンク修理用にタイヤレバー3本も持ち歩いていたけど、1本で充分だった。タイヤとは関係ないけど、バルブ穴から水が出てきた。リムが中空になっていて、バルブ穴から雨や洗車の水が入るみたいだ。

 

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リムテープも交換した方が良いかなと思い買っておいたけど、何だかまだ使えそうなので面倒だからこのまま使ってしまった。幅は16mm。

 

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チューブも7年経過しているから交換した方が良いよな、と思いつつも、バルブの突き出し長さが分からなかったのでとりあえずタイヤだけ交換して、外した時に採寸する。バルブ長はどこからどこまでの寸法を差しているのか良く分からないけど大体50mm位。

 

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届いたContinental Ultra Sports2。サイズは700×23c。ペッタンコに折りたたまれて箱詰めされてる。タイヤサイドのパターン(溝)無い方がカッコイイんだけどなぁ。

 

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Ultra Sports2にはローテーション(回転方向)指定が有るので、ホイールの回転方向に合わせて組付け。

 

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ロードバイクはタイヤの組み付けで良くパンクさせると聞いていたので心配したものの、大丈夫だった。リムがとても細いから、タイヤを組み付けている時にチューブがはみ出して挟んでしまうみたいだ。でもロードバイクのタイヤは細くてペナペナだから素手で組める。オフロードバイクの様に、ビードが落ちないとか、バルブが入れられないとか、タイヤレバー2本で汗だくで組付けするとか、そんなレベルではないのでかなり気楽。これなら出先でパンク修理するのも気楽だ。

 

タイヤ交換後にいつものルートで試走する。ちゃんと組んだつもりでも、チューブを挟んでいて走っている内にトラブルになる可能性も有るので確認の為。

ところが、走り出した途端にビックリ。漕ぎ出しが軽い。安いタイヤだから逆に重くなるかと思ったら、今までのタイヤよりも軽快に走れる。気のせい?いや、気のせいというレベルじゃない。感覚での評価は曖昧だけど、過去の区間タイムと比較してみると、ストレートのスプリント区間で自己ベストと同タイムで走ってる。この自己ベストは実は先日偶然会った速いオジサンに引いてもらった(ドラフティング/スリップストリームみたいなもの)タイムなので、自力で出したタイムとしては上出来。あと、乗り心地が良い。路面からの衝撃が尖った感じだったのが、角が丸い感じに幾分和らいでる。代わりに、グリップはそこまで良くない印象。上り坂を上り切った時に路面状況が悪くて一瞬トラクションが抜ける(空転する)場面が有った。コーナーリングの不安感は無い。

タイヤの基本性能差のせいなのか、7年前のタイヤだから劣化していたのか分からないけど、タイヤだけで、しかも安いミドルレンジのタイヤを使ってるのにこんなに変わるとはちょっと驚き。よく進むから漕いでいて気持ちが良い。結果的にContinentalのUltra Sports2は非常にコスパが高いタイヤだった。それなら良いタイヤを履けばもっと軽快になるのか?というのも気になるものの、とりあえずはこれで心置きなく漕げる。

 

 

吊り下げ式はかり fosmon

 

 

吊り下げ式はかりを買いました。

 この手の商品は沢山売っていて、当初他の製品を検討していたんだけど送料が無料だったのでこの製品にした。

 

会社の山友が以前吊り下げ式はかりを買って、事有る毎にザックの重さを量って、同行する友人のザックまで量ったりして、便利だし面白いし安いから買ってみ、って言うから気にはなっていた。他の商品を購入するついでに買ってみた。

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使い方は電源ボタンを押すだけ。勝手にゼロリセットしてくれるから、付属のベルトフックで荷を吊る。「UNIT」ボタンで重さ単位変更(キロ/ポンド)と、温度表示に変更出来る。温度まで測れるなんてのは買ってから気付いた。

 

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付属のベルトフックで荷を吊る。取り外せないので、このベルト以外で荷を吊る事は出来ない。裏面のカバー内に電池(CR2032)が1個入っている。

 

これだけの物が950円(送料無料)って、どんだけ安いんだよ。とはいうものの、当然ながら精度は期待出来ない。この前調べた安物トルクレンチ同様、信頼性の高いはかりと比較して誤差を調べてみよう。

 

実重量:7.46kg → 表示:7.58kg 誤差+0.12kg

実重量:23.44kg → 表示:24.13kg 誤差+0.69kg

 

実重量は校正されたはかりで量った結果。量る重量によって誤差が変わる(誤差が比例しない)おそれがある為、重量の違う物で2回測定。結果、かなり誤差が出るけど必ず重い方向に振れる為、飛行機やロープウェイ等の手荷物重量制限を確認する場合にはNGを食らう事は無さそう。通常は10kg前後を量るだろうから、100g(1%)位なら許せる範囲か。20kgだと約700gの誤差で3.5%位になるからちょっと微妙だけど、そもそもそこまで精度を求めるならまともなはかり買うわな。他の類似製品や、同じ製品の個体差については分からない。

 

 

で、やりたかったのは自転車の計量。

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 誤差が0.12kgだとすると実際は7.6kgくらいか(ペダル付き)。ロードバイクは軽いなぁ。後は漕ぎ手次第か・・・

 

 

 

何をすれば満足しますか

 

 

 

50間近にもなればアチコチ身体もガタが出て当然で、お酒の席とか世間話でもそんな染みっ垂れた話題ばかり盛り上がったりする。先日の検診の事も有り、人生も折り返し地点をとうに過ぎてしまった今、思い残す事って何だろう?って考えてる。

 

 

先日珍しく家族が揃って休みだったので、「オオサンショウウオのペンケースを買いに行こう」と言う。アクアトト岐阜で売っているので、見に行こうと。

aquatotto.com開館15周年らしいけど、僕は初めて行った。どうせショボイ水槽が有るだけの小さな水族館だろって思ってたら、3階建て位の高さをぶち抜いた人工滝とか、巨大な淡水魚がうようよ居たり、超ちっこいカヤネズミが居たり、予想以上に凄くて面白かった。何でまたアクアトトについて書いてるのかというと、一緒に行った子供たちも意外に楽しそうだったからだ。

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家族で一緒に写真撮る事もなかなか無いからと記念撮影したけど、嫌な顔する事無く付き合ってくれる。「はいチーズ」の代わりに「ピラピラピラルクー!」って言うカメラマンの合図が耳にこびり付くってみんなで笑う。

僕が高校生だった頃は拗らせた反抗期みたいな感じで、家族との写真も仏頂面だった。今思えばとんだ青臭い世間知らずで赤面ものだけど、子供たちは反抗期らしい反抗期が無い。ちゃんと会話してくれるし、自宅でも部屋に籠らずリビングでごろごろしてる。いや、ちょっとは反抗した方が良いんじゃないでしょうか?と思いつつも、本人たちは楽しそうだから良いのか。

 

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目的のオオサンショウウオのペンケースを買い

 

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木彫りの木魚みたいなカエルの置物を買う。背中を棒で擦るとカエルの鳴き声みたいな音がする。

 

 50で死ぬって決めた僕は、50までに何をすれば満足するのかずっと考えてたんだけど、楽しそうにスマホで写真撮ってる子供を見たら何だか僕はもうやりきった感がした。僕は僕に出来る事を充分やってきたよ。子供たちに愛情を注ぎ、穏やかで幸せな家族像を見せてきた。そして多分、僕は独りで完結する様な物事では心底満足する事は無いんじゃないかって思った。独りで山に登ったり、独りでバイクや自転車乗ったりするのはそれはそれで楽しいんだけど、それはきっと独りじゃないからで、それだけでは満たされない。

 とは言っても定年になったり、子供が独り立ちや結婚したりして家を出る事になったら抜け殻になってしまうのも何なんだけど、やりたい事はそこそこ残ってる。テン泊で数泊しながら登山したいし、クライミングは興味が有るけど色々と窮屈そうだから沢登の方が自由そうで良いかな。バイクは乗りたいんだか整備しなきゃいけないのかよく分からないし、自転車も楽しそうなルートは沢山ある。一輪車は最近とんとやってないから練習したいんだけど、おっさん独りで一輪車乗るのはなかなかにハードだ(精神的に)。最近ふと、そういえば家にピアノ有るじゃん。一年位練習したら弾ける様にならないかな?って思ったり、ピアノも良いけど全然ギター弾いてないじゃん。あと今興味が有るのは座禅。悟りを開くには良い年頃だ。そういう意味では四国八十八カ所巡りとかしてみたい。徒歩で。

高級な車とか、高価な物とか、そういう物ではなくて、自らの体験と自分の内に向かう様なもの。多分それが満たされるものなんじゃないかと思う。かといって数を消化する事を目的にしても満足は出来ないんじゃないか。そういう内に向かう事を楽しめる余裕が欲しい。

 それは単に僕の価値観なだけなんだろうけど、そんな事を考えてる。