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目指すのはジャンガリアンな生き様

丸山ダム見学

 

 

 

奥さんが「丸山ダムの見学会が有るけど見に行く?」と言う。とあるルートから仕入れてきた、一般的な見学ではない内輪のものらしい。見たい見たい折角だから見てみたい、と即答して出掛けて来た。

 

丸山ダムというのは岐阜県加茂郡八百津町に有る木曽川流域のダム。

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丸山ダムまでは自宅から80km、2時間程度の道のり。待ち合わせ時間にはまだ余裕が有ったので付近をうろうろしていたら、赤い鉄橋を見掛けた。あれ?これ「道との遭遇」でやってた橋じゃね?

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道との遭遇おもろいんだよね。すげーマニアックで。

 

ダム見学の前にまずは腹ごしらえを。八百津町ファミリーセンター内にある喫茶nantenの「ハヤブサ定食(要予約)」。何でハヤブサ?と思ったら、八百津町ハヤブサ消防団のモデルだったらしい。地場産の食材を使っていて美味い。

 

丸山ダム。今は新丸山ダムの建設に向けた準備中。

 

もの凄いデカいケーブルクレーン。対岸とワイヤでむすんでコンクリートバケット等を運搬する為のものらしい。ちなみにここまでは普通に一般に見学できる。今はワイヤーを張っている途中らしい。稼働している所を見てみたい。

 

普段は一般公開されていないダム内部へ。60年モノ?のエレベータで下る。扉がアコーディオン式のただの柵で、コンクリート壁がむき出し。

 

ダム内部の点検通路。涼しい。

 

コンクリートは石灰質なので水滴によって鍾乳石が出来てる。

 

水門付近のキャットウォークへ。

 

間近で見る水門はバカでかい。幅10m×高さ15mで重量100tらしい。ただの鉄扉なのに水が漏れないのは凄いな。どうやってシールしてるんだろう?って見て見たら、扉とガイドレールとの接触面にゴム製の防水板がついているだけだった。

 

水門が5門並んでる。

 

水門の上に空間が有って向こう側が見える構造は珍しいらしい。

 

ダムの対岸。掘削しているのは新丸山ダムを建設する為。現丸山ダムの手前に、新丸山ダムを造るらしい。今より20mほど高くなって、水門の数も増えて豪雨に対する水量調整能力を向上させるのが目的らしい。

 

しかし凄い大規模工事だな。今回の工事で新たな工法なども使われるらしく、土木技術の維持向上にはこういう工事も必要なんだろう。

 

記念撮影用のパネル。ダムカードと同じデザイン。

 

見学も終わって戻ろうか、という時にふとダム湖を見ると、あれ?ダム湖の向こうに見えるのは「道との遭遇」の鉄橋じゃね?

 

折角なので鉄橋を見て来た。世界に5本(現存しているのは3本)しかない珍しい構造の橋。保存する為の補修工事が行われていた。

 

新丸山ダムが完成して水面が上がると橋も沈むんだろうか。

 

お土産にもらったダムカードとダム印。

 

ダムに関しては特に詳しい訳でも無いし、ダムに特化して興味が有る訳では無いけど、巨大な重機や巨大建造物を見るとわくわくするよね。工事中の現場を見てみたいけどちょっと遠いな。