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目指すのはジャンガリアンな生き様

 読書

いやー、これからの季節バイクだよね! でもギター楽しす! 花見も良いけどギターもね。とか思いつつ小説読んでます。
ずっと探してた小説をやっと見つけました。以前DVDで見た「秒速5センチメートル」の小説版「秒速5センチメートル」。そのまんまやんけ。
アニメーション映画の方は凄く映像が綺麗という印象以外に特別惹かれるものも無かったのに、何故に改めて小説を読もうと思ったのかというと、3章の短編からなるアニメーションの3章目、主人公が成人してからの話が余りにも簡潔過ぎて、その後主人公がどの様な生活を送り、どの様な人達と関わり、どの様に心情が変化していったのか、という、一番大事な所が僕には良く分からなかったから。逆に言えば3章のラストで流れる山崎まさよしのone more time one more chanceの映像に全てが凝縮されてます。映画という制約の中で表現するには限界があるのは仕方が無いでしょう。でも、小説ならもっと細かい所まで描写されているんじゃないかと思ったからで、実際読者の評価もおおむね高いです。
そんな訳で小説版を読んでみたいと思ったのですが、小説はハードカバーの単行本しか無くて1300円もするし、マイナーな単行本が文庫になるとも思えないし、こりゃしばらく待って中古の本でも探そうかな。と思ってamazonを見てたら定価よりも高いです。新品がプレミアム価格になってます。なんじゃそりゃ。
無いとなると余計に読みたくなるもので、しかも読者の評価が高い(高い人が多いだけで酷評も有りますが)となると余計に読みたくなるものの、ただでさえ高い単行本をプレミアム価格で買うのもバカバカしくて、仕方なく行く先々の書店で探してたのですが、マイナー過ぎてなかなか売っている書店が有りません。大体単行本って高いし、大きくてかさばるし、旬の作品ならともかく文庫が出たらみんな文庫買うだろうし、書店としても確実に売れる売れ筋商品しか置きたくないってのも分かります。実際単行本の陳列棚は文庫本よりも少なかったりするし、そこに今はケータイ小説がズラリだし。ラノベだけじゃなく、単行本ですら探すのに嫌な汗をかかなくちゃいけないとは。そんな中ようやく売っているのをみつけて、しかも棚ではなくて平積みしてあって、誰!?これ陳列したのは誰!?アンタは偉いよ。素晴しいよ。君のそのセンスに乾杯だよ。と、思いきりハグしてあげたかったけど、ヲタクの変質者と間違われそうだからやめといた。
今、1章のラスト付近を読んでます。実際に読んでみると映像は良いけど文章はどうかなぁ、という感じ有りますが、僕としては3章の内容が良ければそれで良いです。1300円もしたのでゆっくり読みたいと思います。ちなみに「秒速5センチメートル」を探している時に結構な確率で「雲のむこう、約束の場所」の小説版を見かけました。これもアニメーション映画をDVDで見たのですが、こちらは新海監督ではなくて別の人が書いてる様で、しかも内容も若干違ってるみたいなので読んでみたいのですが、これも単行本なので1300円。高い。でも気になる。
小説も読み出すと結構お金掛ります。

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

小説・秒速5センチメートル (ダ・ヴィンチブックス)

雲のむこう、約束の場所

雲のむこう、約束の場所

今改めてamazon見ると定価に戻ってますね。苦労して探したのにorz