シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

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ランニングを始めてから2ヶ月半ほど経ちましたが、最近は朝寒いし、まだ薄暗いし、布団から抜け出すのが億劫。という訳でもなくて、目覚ましが鳴ると同時に飛び起きて、いそいそと準備をして走り出します。会社に行く時よりよっぽど寝覚めが良かったりします。
始めたキッカケは子供に弛んだお腹を摘まれて「パパ、メタボだね。」と指摘された事ですが(決してメタボと呼ばれる様な体形ではありませんが、確かにズボンはキツかった)、メタボとか、運動不足とか、ストレスとか、そういう事も理由の1つではあるものの、今根底で支えているのはスタミナをつけたいという欲求です。
僕が20代の頃は、20代こそが人生の中の一番旬な時期だと思っていて、30歳になる事に少なからず抵抗感が有りました。30代はオヤジだと思えたのです。でも、実際に30代になるとそれはそれで悪くなくて、30代こそが旬なのかも、と思えるのです。若い頃より明らかに体力は衰え、エネルギッシュでもないし、瞬発力も無ければチャレンジスピリッツも無いです。でも、積み重ねてきた経験や、家庭や社会でそれなりの責任を負う事によって、大人としての思慮深さと精神力は養われてきたはずです。そう、30代も悪くないし、きっと40代も悪くないと思えるのです。ただ、メンタル面は良くても、絶対的な体力の衰えは誤魔化せません。
昔と比べて今足りないものは、絶対的な筋力とチャレンジスピリッツ。と言いたい所ですが、そのどちらも僕には昔から足りなかったものなので、今体力を維持できるならきっと昔よりも充実して居られると思うのです。体力に余裕が有れば、精神的にも余裕が生まれます。瞬発力や反射神経、絶対的な筋力を向上させるのは僕には無理ですが、持久力をつける事は出来そうです。昔からそういう性質だったのです。それに磨きをかけようという事です。
流行語にアラフォーなんて選ばれてましたが、ふと気がつくと僕もいつの間にか40目前な年齢になってしまいました。でも、最近はそんな事もどうでも良くなりました。30を過ぎたら年齢なんてどうでも良いのです。だって、オッサンの歳が幾つかなんて、全然興味ないでしょ。35だろうが50だろうが、オッサンはオッサンなんですから。だから、僕は引き締まった走れるオッサンでありたいと思うのです。
引き締まった走れるオッサンなら、40代になったって恐くありませんよ。きっと。そして、「40代こそが人生の中で一番旬な時期だ」って言ってみたいのです。