ブレーキホースを交換する。別に傷んでる訳でもないし、漏れている訳でもない。ブレーキングのタッチを向上させたいから。
以前ＳＲＸを走らせている時に、ブレーキキャリパーはレーサーレプリカ並みの良い物が使われているのにブレーキレバーを握るとフニャフニャしていて、なんじゃこりゃ？って思ってたんだけど。キャリパーが良いのにフニャフニャなのは、マスターシリンダーが悪いせいだ。と思ってたんだけど。
先日バイクの師匠Ｓさんとブレーキの話をしていた時に、タッチが悪いのはホースのせいだ。もしくはマスターシリンダーのカップ（ピストン）が悪くなるとフニャフニャになる。って言っていた。そうか。ホースの問題なのか。マスターシリンダーも僕が入手してからは交換していないから、一度替えておいた方が良いだろう。車検を通すに当たってブレーキフルードは交換するから、ついでに一緒に作業する事に。バイクに興味が無い人とか無頓着な人だと、何でわざわざ悪くも無いホース替えるんだよ？って思うかもしれないけど、バイクのブレーキの感覚ってとても繊細で、例えばブレーキキャリパーを掃除するだけでも変わる。だから、なるべくコントロールしやすい状態にしておきたい。
ＳＲＸ－６（２型／1988年）の純正フロントブレーキホース。普通のゴムホース。まぁ特に目立った損傷も無く、ツーリングユースなら別に無理に交換する必要も無いんだけど。
最近は便利だね。汎用でステンメッシュホースが売っている。特定の車種専用品を買わなくても、適当に合う長さのホースと金具を選定する事で高性能ホースに交換出来る。SRX-6の純正ホースはバンジョー（穴が空いた金具）の穴の芯～芯で約700mm。バンジョーの長さ分を考えてホース長650mmを買ってみた。定価4500円。
ホースに組み合わせる金具を選定する。SRXの場合は、マスター側もキャリパー側もバンジョーになる。注意しなきゃいけないのは、マスター側はストレートのバンジョーで、キャリパー側は少し角度が付いたバンジョーにしなきゃいけないという事。両方ストレートかと思ったら、良く見ると純正のバンジョーも角度が付いている。20度角度が付いたバンジョーを選定する。後はバンジョーに使う銅ワッシャ（ガスケット）。漏れると厄介なので、分解したら新品に交換する。バンジョーが1個1080円。ワッシャが5枚入りで270円。
車種専用品の様なフィット感。一応保護にスパイラルチューブ巻いておいた。マスターシリンダーの部品がまだ手に入っていないので、合わせてみただけでまだブレーキフルード入れていない。組み付けはほんの数分で済むけど、ここまでバラすとフルードのエア抜きが大変そう。これだけ金と手間掛けてタッチ変わらなかったショックだな(-_-;)
ちなみに、マスターシリンダー（フロント側）のピストン部は、
2KR-W00041-00 シリンダキット マスタ 2575円
ピストンASSYでしか購入出来ない。部品の値段はショップのマージンによって多少変動すると思う。バイク屋で部品だけ買うのってなかなか面倒だったり煙たがられたりするから、僕は以前から多摩部品販売で購入している。見積もりを頼んだら即日解答だった。
あと、会社のスクラップから拾ってきたコンデンサに圧着端子を付けて繋いでみたんだけど、雨が降ってきたので今日はここまで。
これから暑くなると、夜でも作業するの億劫だなぁ。
