一応一通り整備したので車検を受けてきた。車検はユーザー車検で、陸運事務所に自分で持ち込む。以前も数回やっているんだけどもう10年前の事ですっかり忘れてしまった。でも大丈夫、車検の手順をまとめてあるから。
STEP２以降を読むと、準備する物や手順が一通り分かる。元々備忘録が目的だったんだけど、いや我ながら良くやった。書類の記入の仕方から受付の手順、窓口のナンバーまで書いてあるから戸惑うことは無かった。
以前はプッシュ回線の電話で車検予約をやっていたんだけど（いつの時代だ？）、今はネットで出来る。便利。
予約を取るにはユーザー登録する必要が有る。あと、予約する際に車体番号を入力する必要が有る。予約を取ったら、予約番号を控えておく（受付で必要になる／下四桁のみでOK）。
早めに済ませたかったので、今回は朝１番の予約にした。通勤の渋滞にハマるので早めに出掛ける。
車検が切れた状態なので、仮ナンバーで自走するか車積するか悩んで、車屋さんに軽トラを借りた。岐阜の場合は検査場の建屋の方に積み下ろし出来るスロープが有る。奥の方に有るから分かり難い。トラック用２台と軽トラ１台。丁度良い高さで積み下ろし楽々。下したら車は移動させて空けておくのがマナーだと思うんだけど、トラック置きっ放しとか、積み下ろしじゃないオッサンとか停めてて何だかなー。
バイクを下したら、テスターへ行く。テスターっていうのは民間でヘッドライトの光軸調整をしてくれる工場の事。ヘッドライトだけは自分では調整出来ない（専用の機器が無いと基準が分からない）ので、テスターを利用しておくのが無難。車検場近くのスギヤマテスターで調整してもらう。Ｓさんは光量不足で引っ掛かったって言っていたので、古いＳＲＸは心配だったんだけど（それなら新品のバルブに替えておけよ）、呆気なく終わった。ＳＲＸのライトは超シンプルな丸形１灯なので調整も簡単。費用は1080円。あれ？以前の記録では2100円なんだけど？バイクのライトによって違うのかも。
バイクの準備は出来たので、書類と手続き。自賠責保険と車検に必要な書類はあらかじめ車屋さんから貰って記入しておいたんだけど、窓口でも自賠責保険の加入、書類の購入は出来る。点検記録簿はネットからダウンロードして書いておいた。「バイク、点検記録簿」などで検索すると出てくるので、印刷して記入しておく。書類の記入の仕方、窓口での手続きの進め方は先のユーザー車検のサイトを参照。受付に書類を出したら「おぉ、懐かしい車検証だね」って言われた。10年前の車検証は今と違う書式で珍しいらしい。
岐阜の場合、車検を受けるレーンは大型トラックと同じレーンになる。朝から並んでるよ(-""-)。エアコンをかけた車に囲まれる(-""-)。しかもここに来てＳＲＸのエンジンが調子悪い。エンジン温度が上がるとエンストする。車検切れ状態だったから充分な確認が出来なかった。ギリギリまでエンジンを止めておくけど、そうすると今度はキック始動が出来るか不安になる。
検査員による各部の点検と灯火器類の点検はすんなり行ったんだけど、検査ラインに入ってからが失敗。スピードメーターテストのやり方が分からない。あれ？ローラーに前輪乗せてペダル踏むんだよね？って何回やっても進まない。後ろからは次のトラックが来るし、今日は忙しいのか補助の係員も見当たらなくて冷や汗が。よくやく係の人が来て「ペダルは踏み続けるんですよ」って教えてくれた(*´Д｀)。床面のペダルを踏み続けるとローラーが回転して、メーターが40km/hになった時点でペダルを離す。
次は電光表示の指示に従って前後のブレーキテスト。スピードメーターテストと同じローラー上に前輪を載せたままぎゅっとブレーキを掛ける。次に後輪をローラーに載せてブレーキ。
次にヘッドライトのテストなんだけど、この時点でヒートしてエンストしちゃってる。係の人が「エンジン掛けてないと光量が足りないかもよ」って言うので、ライン上でキック始動(*´Д｀)。あれ？意外に呆気なく掛かる。どうもガス欠状態になるみたいだ。変な汗を一杯かいて、どうにか車検をクリヤした。
ラインの検査が終わったら、検査場出口中央付近の窓口に書類を提出。戻ってきた書類を事務所の窓口に提出。新しい車検証とステッカーがもらえる。
車検の費用
自賠責保険（25カ月） 14,010円
テスター代 1,080円
重量税 5,000円
検査手数料 1,700円
合計 21,790円
他に書類代150円くらい
仮ナンバーで自走してきたユーザー車検を受けるライダーさんと会った。整備が出来るならユーザー車検も良いかなとは思う。何も整備しなくても通るかもしれないけど、そんなバイクに自分の命を預けられるのか？と思うと最低限の整備はやっておくべきだと思う。
とりあえず、走れるようになったよ。
