シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

自分の時間が無いのは子供がとても可愛いから

 

 

 

週末に、趣味の登山や自転車やバイクの時間が取れない。ここ最近週末に仕事が入るのも理由の1つではあるけど、それよりも子供が可愛いからだ。子供といっても上の娘は既に成人して社会人だし、下の娘ももう成人する様な歳だ。今更週末に父親と出掛ける様な歳ではない。

その昔、子供が3才前後の頃はとても可愛かった。この世にこれ以上の「カワイイ」など存在しないと思えるほどの。あまりにも可愛かったので、この先成長して大きくなっても可愛がれるんだろうか?と不安になった。職場のおじさんの子供は既に大きかったので、「子供って大きくなっても可愛いもんですか?」って尋ねてみた事がある。「小さい頃はもちろん可愛いけど、大きくなっても大きくなったなりに可愛いものだよ。」と言っていた。それが、今は良く分かる。

バイトに出掛けたり、友達と遊びに出掛けたりするのは全然構わないし、自立していくのは良い事だ。ただ、週末に何の予定も無く昼まで寝ていて家でごろごろしていると構いたくなってしまう。車の免許を取っても相変わらず出不精だし、バイトしていても何故かいつも金が無いし、じゃあ一緒にお茶でも飲みに行こうよ、今タリーズコーヒーは何のフレーバーやってんの? 何か買い物ある?って。

娘たちは別に家でごろごろしている事が嫌な訳でもない。家でくつろげるのは良い事だ。それでも、娘たちも大きくなり、この先いつまで一緒に暮らせるか、一緒に出掛けられるかも分からない。一緒に過ごせる時間はとても貴重だ。

小さい頃は、お風呂に入れて、ご飯を食べさせ、添い寝して寝かしつけて、朝はハグして起こしていた。出掛ける時ははぐれない様に小さな手を握って歩いてた。小さくて独りでは行動出来なかったから、一緒に過ごすのは当たり前だった。大きくなって自分で行動出来る様になった今、一緒に行動する事は当たり前ではない。それは僕のわがままなんだろう。

ちょっと構い過ぎたのかもしれない。だけど、その時が来たらいつでも手放せる様に、思い残す事が無い様に、出来る内は構っておきたい。自分の時間が無いというのは、とても幸せな事だ。

 

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