シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

クワハラ ヒラメ ポンプヘッド修理

 

 

 

先日、手持ちのエアーポンプ(空気入れ)がエア漏れしてロードバイクに空気を入れられないから買い直した、という記事を書いたんだけど。

singlesmile.hatenadiary.jp

その際、エア漏れし空気が入れられないエアーポンプの画像も載せておいたら、とある方が「あれは良い物だ」とマ・クベ大佐の様に教えてくれたのです。え?そうなん?確かに何だか凝った物だし分解出来る構造なので直せそうだなとは思ったんだけど、そんなに良い物なん?

どうやらエア漏れする「ポンプヘッド」が良い物らしい。教えもらったリンクを辿ると、確かに良い物らしい。なんせポンプヘッドだけで4、5千円する。何それ?僕が買ったエアポンプ本体よりも高いやん。で、調べると補修部品も売っているので、部品買って直してみる事に。

 

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ヒラメと呼ばれるポンプヘッド。定価4380円。ロードバイク界では有名な製品らしい。最初からこういうエアポンプかと思ったら、どうやら元ユーザーの兄がポンプヘッドだけ交換したみたいだ。エアポンプ自体もそこそこ良い値段しそうな製品だし、こんな物をひょいとくれる兄さん素敵。

 

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で、エア圧が上がると漏れてしまうのでパッキンを交換する。ポンプヘッドの袋ナット部分を緩めて外すとパッキンのホルダが出てくる。ホルダの中にゴムパッキンが入っている。これが劣化してしっかり密封出来ないみたいだ。補修パッキンはこれ↓

 

 

 

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新品のパッキン(右)と古いパッキン(左)。明らかにヘタッって潰れて、バルブが入る穴も大きくなってしまっている。なのでポンプヘッドをロックしてもバルブにしっかり密着出来ない。何度か分解してみたけど、ヘタったパッキンではどうしようもない。

 

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新しいパッキンを組んだらバルブを入れる穴が明らかに小さくなった。バルブをしっかりホールドする。袋ナットを締め過ぎるとバルブが入らなくなるから、前のパッキンはかなり劣化していたみたいだ。

 

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 162円のパッキンでエアポンプ直っちゃった。エアポンプ2つも有っても仕方が無いんだけど、結構しっかりした製品なのでこれはこれで使うか。

とりあえず直ったけど、どうせ直すならOリングも交換しておいた方が良かった。構造や修理方法はこちらを見ると分かりやすい。

kurukuru-chaccha.at.webry.info

 

 

今回の出費

クワハラ ヒラメ パッキン仏用 162円

送料 378円

計 540円

 

 

ブログを書く事で何らかの情報を発信出来ればと思うものの、逆にコメントくれたりメールくれたり、色々知らない事を教えてくれる人が居て助かる。僕自身他に対して何らかのアクションを起こしたりする事は稀なんだけど、だからこそ自分が書いた記事に対して反応が有るのはやっぱり嬉しいし有難いと思う。

 

 

 

 

ツチノコドライブ

 

 

チャリダーを見ていたら静岡の茶畑をゆるゆるツーリングする企画をやっていて、お茶が飲みたくなった。美味しいお茶飲みたい。

www4.nhk.or.jp

 

週末出勤だったので、代休で休みになったからお茶を買いに行くことに。以前家族で出掛けた際に東白川のお茶が美味しかったと奥さんが言うので、東白川村に向かう。

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東白川村、アクセス劣悪だな。最寄りICは東海環状道美濃加茂ICか、中央道の中津川ICで、いずれにしても高速道路からかなり離れている。その上主要国道の19号、41号からも離れている陸の孤島。その代わり、交通量が少ない快適ワインディングロード。あれ?田舎で本当に何もないけど意外に楽しいぞ。

東海環状道美濃加茂ICで下りて、道の駅「ロックガーデンひちそう」、「清流白川クオーレの里」を経て、途中つちのこ館に寄り道しつつ、道の駅「茶の里東白川」へ。

 

 

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道の駅「茶の里東白川」で昼食をとり、目当てのお茶を買う。売店ツチノコ焼きが売っていたので食べてみる。要はたい焼きのツチノコ版だけど、結構凝っていて面白い。1個150円。東白川村のマーク入りなので、多分ここでしか食べられないんじゃないか?まさに幻。

 

平日にぶらぶらしてお茶買ってきただけなんだけど、何だか面白かった。「お茶が欲しい」と思った時に、僕なら「白川茶を買いに行こう」なんて思いもしなかっただろう。そういう予定調和じゃないのが面白いんだろう。

最近本格的に始めたばかりの自転車も、予定調和じゃないのが面白いのかもしれない。登山やバイクはある程度経験を積んだから、ある程度先が予想出来てしまう。予定調和にならない為には、他の人の意見を聞いたり取り入れたりする必要があるのかも。人とコミュニケーションを取るのは億劫で疲れるから独りの方が気楽で良いんだけど、そろそろソロの限界なのかも。

チーズと塩と豆  角田光代/井上荒野/森絵都/江國香織

 

 あたたかな一皿が、誰かと食卓で分かちあう時間が、血となり肉となり人生を形づくることがある。料理人の父に反発し故郷を出た娘。意識の戻らない夫のために同じ料理を作り続ける妻。生きるための食事しか認めない家に育った青年。愛しあいながらすれ違う恋人たちの晩餐―。4人の直木賞作家がヨーロッパの国々を訪れて描く、愛と味覚のアンソロジー

★★★☆☆

 

レビュー

角田光代森絵都の作風が好きなので読んでみた。

何気ない日常、ありきたりな食事がいかに自分の人生を彩り、根底を支えているかを絶妙に描写してる。やっぱり角田光代森絵都は読んでいてしみじみする。

ただ、欧州の片田舎が舞台なので感情移入しにくいのと、他の著者の作品があんまり引っ掛からなかった。