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目指すのはジャンガリアンな生き様

200mlのステンレス真空ボトルが欲しい

 

 

タイトルの通り。200ml程度の小振りな真空ボトルが欲しいと思っていた。じゃあ買えば良いじゃないか。そのサイズなら高くないし。と思われるかもしれないけど、真空ボトルは既に4つも持っている(僕の物だけで)。

 

右からベストコ350ml、サーモス350ml、サーモス500ml、ピーコック2.5L。サーモスの350mlと500mlに関しては過去に記事に書いてる。

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ベストコの350mlは処分セールで500円で売っていたので思わず買ってしまった物だけど、サーモスの350mlにコーヒーを入れ、ベストコ350mlにお茶を入れて会社に持って行くという使い方で結構便利だった。ピーコックの2.5Lは新しい職場用で、これからの時期この程度のサイズじゃないと熱中症になりかねない。一応会社にサーバーが有るけど、大量に汗をかく真夏に湯飲み茶碗でチビチビと飲んでられない。

こんな状況だから、新たに買い足すのも気が引ける。でも200mlサイズ欲しい。元々は冬場の散歩に持って行くのに小振りなボトルが欲しいと思ったのがきっかけ。350mlでは大き過ぎるから。でも350mlで代用出来ない訳でもないので渋っていた。最近になって、会社の食堂のサーバーなら200mlサイズが使えるんじゃないかって気付いた。以前の会社は比較的自由だったので、ボトルにコーヒーを入れて事務所に持ち込んでいたんだけど、新しい職場では食堂か休憩所以外での飲食はNGになっている。なのでずっとコーヒーは持って行っていなかった。でも200mlサイズのボトルが有れば、マグの代わりにもなるし携帯ボトルとしても使える。自宅で入れて持って行っても良いし、食堂のサーバーで入れても良い。まぁ最初から350mlに入れて持って行けば事足りる訳で、要は単に欲しかったというだけなのかも。

 

僕の使用状況を想定して、求める要件は

・200~250ml程度のサイズであること(それ以上だと350mlと被る)

・なるべく簡素な構造であること(漏れ難く、掃除しやすい)

・極力漏れない

・主要なメーカーであること(補修パーツが安定して供給されること)

・デザインが良いこと

それらを踏まえて候補に挙げた製品は

 

 

スタンレーのタンブラー型。8ozは約230mlでサイズは丁度良く、デザインも秀逸。評価を見ると保温性に難有りだけど、長時間の保温は重視していないから問題にはならない。ただ、漏れそう。構造も複雑というほどではないけど極めてシンプルという訳でもない。ユーザーの高評価はほぼデザインに対してで、性能は他社に及ばない印象。食堂でコーヒー飲むためだけなら良いけど、飲み物を入れて持ち運ぶにはちょっと抵抗が有る。象印のタンブラーで250mlサイズが有れば良かったのに。

 

 

候補2つ目はピーコックの製品。サーバーで使う事を想定しているので高さを抑えたデザインになってる。値段も手頃で良い。難点はワンタッチタイプなので構造が複雑になる事、280mlはやや大きい事、内面の仕上げがやや粗くて汚れが付きやすいこと。これは買おうか本当に悩んだ。

 

 

www.tiger.jp候補3つ目はタイガーの250ml。本当はこれが第一候補だった。コーヒーを飲むなら飲み口は大きい方が良い。小さいと香りがしないから。なので持ち運びには不利だけど径が大きめなのは良い。パステルカラーはどう考えても女性向きだけど、白色なら男性が使ってもさほど違和感無いだろう。難点は、構造がやや複雑になる(タイガーの最もシンプルな製品と比べて)、専用設計なので補修パーツが他の製品と互換が無い。店頭で見掛けた事が無く、ネット上の評価数も少ない事からあまり売れてなさそう(補修パーツが長期間供給されるか不透明)。やや割高。通常は径は同じにして高さを変える事で容量を変えている。そうするとフタやパッキンは共有化出来るからコストも下げられる。なのにこの製品はあえて専用設計にしている。それだけの野心作だったのかもしれない。これがシンプルな構造だったら買っていた。

 

 

他にもいくつか考えたけど、名の知れたメーカーの製品は値段は少々高くても信頼性と品質も高いので、有名どころにしておいた方が後々満足度も高そうだ。という事で最終的に選んだのは

www.tiger.jpこれの200mlサイズ。もう一回り太めのMMZ-Kという製品が有るけど、そちらは最低容量が350mlからになるので除外。細めのMMPが200と300ml、太めのMMZが350と500、600mlというバリエーション。上に挙げたMCA-C250はそのどちらにも属さない専用サイズになる。

 

ホームセンターでも雑貨屋でも何処でも売っている製品なので、特別目新しくも無い。パッケージが可愛い。

 

極めてシンプルな外観。カラーは現状は3種類。

 

実は子供はこの300mlを使っている。なのでサイズ以外の詳細は実物で確認出来た。

 

300mlでも比較的小振りだけど、200mlだと本当に小さい。そしてめちゃくちゃ軽い。

 

実は象印の200mlを子供が使っている。これを見て200mlのサイズ感が良いと思った。象印の製品は構造がやや複雑になるのと、いかにも女性向けというカラーバリエーションしか無かったので除外した。構造がやや複雑になる分、タイガーの製品と比べると重い。

 

タイガーの製品の利点は極めてシンプルな構造と、内面の仕上げ。フタとパッキンが1つしかないので洗いやすい。エッジ部分の仕上げも良いし、内面が鏡面に近い仕上げになっている。汚れ難いし、保温性にも影響しそう。内面の仕上げは結構大事で、安い製品だと毎日ちゃんと洗っても汚れが落ちない。サーモスも内面の仕上げは綺麗で洗いやすかったけど、タイガーはもう1つ良い。

 

 

タイガーの200mlボトルにスティックコーヒーを入れて飲んでる。容量が少なくて丁度1杯分しかないけど、元々1杯分を持ち運ぶ事を想定して買っている。職場にはサーバーが有るからもっと飲みたければ再度入れれば良いし、もっと運びたければ350mlや500mlを使えば良い。

スリムなボトルなので、飲みやすさは今一つ。携帯性は良いけど、マグとしての機能は最後まで悩んだタイガーのMCA-C250の方が良さそうだ。この辺りはユーザーの使い方や好みによって評価が分かれそう。

何だかボトルだらけになってしまったけど、小振りなサイズも有れば有ったで重宝する。

 

 

HONDA XR600R リヤサスペンションOH 前編

 

 

先日チェーンを交換する際に、バイクの師匠Sさんから「リヤサスをOHに出さないか?」と聞かれた。リヤサスは僕もずっと気になっていたところ。製造から既に30年経過していて走行距離は25000km。いくら純正品の耐久性が高いとはいえ、窒素ガスの抜けやオイルの劣化は避けられない。XR600Rは今後も乗り続ける予定なので、思い切ってオーバーホールする。

リヤサスペンションのショックユニットは素人では分解整備出来ない。分解出来なくはないけど、シール類やオイルの入手、窒素ガスの封入が出来ないので復元出来ない。なので専門のショップに依頼する。いずれにせよ、リヤサスを取り外さないといけない。

 

簡単に外せるかと思ったら、結構大変だった。周辺のパーツを外し、リヤサスを取り出せるだけのスペースを開ける。

 

オフロードバイクは整備性が良いので、ここまでバラすのに30分も掛からない。ネックはエアクリーナーボックス。引っ掛かって出てこない。

 

リヤサスを取り外してしまうと当然リヤタイヤを支えられなくなるので、普通にサイドスタンドで停めて置く事が出来ない。外せるパーツは外し、後はガレージ内にレーシングスタンドで停めて作業する。

 

 

スペースを開けた所で、ようやくリヤサスを取り外しにかかる。が、下端のボルトがスイングアームと干渉して抜けない。サスペンションリンクも外してボルトを抜く。

 

リヤサスの固定ボルトを外した状態で、リヤサスをあちこち避けながらエアクリーナーボックスをあちこち動かして取り外す。知恵の輪状態。これ、後から戻せる?

後からネットで他の人の記事を見たら、スイングアームを外して下に抜いていた。そうか、ここまでバラすなら下に抜いた方が早かった。

 

取り外したリヤサスペンションのショックユニット。年式によってリザーブタンクが別体式(ダンパーとホースで繋がっている)の物もある。これはリザーブタンクとダンパーが一体になってる。だからリザーブタンクが邪魔になって余計に外しにくい。

 

懸念はダンパーロッドの錆。引っ掛かりが有ってオイル漏れを起こすほど進行はしていないけど、このまま放置するのも問題が有りそう。金が掛かるけどOHのついでにロッドを再メッキした方が良さそう。


つづき

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今までの経緯、XR600R関連の記事はこちら

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スッキリ系YouTubeを観てモヤモヤする

 

 

YouTubeをだらだらと眺めていると、TOPのお勧め動画に「煽り運転後の自爆事故動画」が出てくる。僕はこの手の動画は意図的に見ない様にしているんだけど、いつか関連する様な動画を見たんだろう。

 

まず前提として「煽り運転は擁護される行為ではない」。そういう前置きを書いているにも関わらず、煽り運転に関して何か言及すると必ず「でも煽るヤツが悪い」と抗議するコメントがついている。コメントするならちゃんと文章を読んで欲しい。

 

元々この「煽り運転からの自爆事故」動画には違和感を感じていたんだけど、先日僕が良く通る道路で撮影された動画が上げられていたのを見てやっぱり良くないと思った。冬の一部雪が残る国道で、煽っていた車が撮影者の車を追い越した際、橋の上のシャーベット状の雪の轍でスリップして自損事故を起こしていた。

まず前提として、煽り運転は良くない。大事なので2度書きました。しかし、見通しが良い直線道路で対向車も来ていない状態で前走車を追い越すのは強く非難される様な事ではないと思う。雪道だから慎重に、というのも理解出来るけど、コントロール出来る範疇であれば追い越しするだろうし、僕も追い越しをするならあの見通しが良い直線道路で追い越すだろうな、と思った。ただ運悪く残雪でスリップしてコントロールを失ってしまった。

僕が違和感を感じたのは、動画の投稿者は事故の当時者ではなく、事故を起こしたドライバーに許可も取っていないからだ(事故後に止まらずにそのまま通り過ぎているし、コメントでも「スルーした」と書かれていた)。煽り運転は非難されてしかるべき行為だ。だけど、事故を起こした動画を当事者に無許可でアップして「ざまぁ」と笑いものにするのは褒められた行為じゃない。事故を起こしたドライバーは反省しているかもしれないし、後悔しているかもしれない。自分が事故を起こさないとは限らないし、いつ自分が失敗するかも分からない。周りに迷惑を掛けてしまうかもしれない。若気の至りかもしれないし、四駆を過信してしまったのかもしれない。それは世の中に日常的に有ることで、僕なら「車はぶつけてしまったけど、自分も他人も怪我が無くて良かったじゃないか」と思う。動画は交通事故の啓発の為、と言うなら事故当時者に許可を得るべきだ。無許可で笑いものにするのは自己満足でしかない。他人の事故の動画をアップしてスッキリするのは一見正義の様に見えるけど、自己満足という点では煽り運転しているドライバーと大差無い気がする。

とはいえ、事故を起こす際にどんな操作を行っていたのか、それにより車がどんな挙動をするのか、ならばどうすれば良かったのかを動画で見て考察出来るのは良いと思う。でも何百万回も再生されているのにコメント欄にはその様な前向きで有効的な見方をする人は皆無で、単に事故を笑いものにしているとしか思えないものしか無く、上から目線で正義を振りかざすものばかりで、僕は全然スッキリしない。