シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

青葉山

 

 

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

2024年6月2日(日)曇り
青葉山青葉山ハーバルビレッジから登る

 

09:15 青葉山ハーバルビレッジ(中山登山口)

10:10 展望台

11:10 青葉山東峰

12:00 青葉山西峰

13:00 松尾寺登山口

 

 

 

駐車場発〜駐車場着 4.7km 3時間45分(休憩含む)
累積標高登り: 655m
道中の飲料水 0.6L
着衣(上) 長袖シャツ
着衣(下) 長ズボン(薄手) 
靴 adidas SWIFT R Go 
他 ヘルメット グローブ

 

 

 

アクセス

国道27号を西進し青葉山ハーバルビレッジを目指す。ハーバルビレッジを過ぎた辺りに登山者用駐車場が有る。駐車場はそれほど広くないのでピーク時は停められないかも。

 

ルート

今回のルート。山旅ロガーでログを取り、カシミールで表示させています。

青葉山ハーバルビレッジを起点とし、青葉山東峰を経て青葉山西峰まで進む。そのまま下って松尾寺付近の登山口へ下山する縦走ルート。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

 

道の駅うみんぴあから青葉山を望む。素晴らしい山容。国道27号を進むと真正面に青葉山が現れて、その美しい山容に見とれてしまう。

 

青葉山ハーバルビレッジを少し過ぎた辺りに登山者用駐車場がある。停められるのは20台くらいだろうか。今日は天気がいまいちなので登山者は少なそうだ。

 

登山口。今日は子供(成人)と一緒に登る。

 

にっぽん百低山で見た苔むした石はこれだろうか?

 

序盤は杉林を進む。何故か電柱が立っている。こんな山の中に電柱をどうやって立てたんだろう?電線の先はTV局の施設(アンテナ?)まで続いていた。

 

展望台。若狭湾を一望。素晴らしい。かろうじて雨は降ってない。

 

馬の背。どの程度の難易度なのか分からなかったのでヘルメットを持ってきた。子供たちはすんなり歩いていた。眺望は良いけど海と反対側なので海は見えない。

 

不意に青葉山東峰金毘羅神社が有る。眺望は良くないけどベンチが設けてあるので休憩しやすい。

 

東峰から西峰へ向かう。途中の岩穴。向こう側へ通り抜けられたけど眺望は良くないし、特に何もない。

 

急な長い階段を上る。しっかりとした階段なので安心感がある。

 

ロープを頼りに岩場をトラバースしていく。

 

めっちゃ長い急な階段を下る。

 

あれ?ルートどこ?と思ったら岩穴をくぐる様になっていた。東峰~西峰間は変化が有って面白い。

 

西峰着。

 

祠の裏側にある岩場を登ると

 

西峰山頂。せっかく登ったのにガスって真っ白け。

 

ずっとガスってたけど、時折晴れて視界が広がる。

 

山に登って海が見えると新鮮。素晴らしい眺望で感動してしまう。海無し県で生活する僕には眩し過ぎる。

 

岩場を下ってお昼ご飯にする。

 

ピストンで戻らずに西峰を通過してそのまま下る。ここロープ要る?っていう様な所でロープにつかまって下る子供かわいい。ロープはあくまで補助で、などと野暮なこと言うのは今日はやめておこう。

 

やっと歩きやすくなった。

 

鳥居が壊れてる。

 

松尾寺付近の登山口まで下って来た。奥さんに回収してもらう。




 ルート

青葉山

青葉山ハーバルビレッジから東峰まではしっかり整備された歩きやすい登山道。木製の階段が設置されていて歩きやすく、迷う心配もない。終盤に少し急になるけど、全体的には緩めでかなり歩きやすい。また随所にベンチが設けられていて休憩しやすい。唯一馬の背が難所と言えるけど、心配なら迂回路が有る。

東峰から西峰間はアスレチックやアトラクション的な変化に富んだルート。切り立った岩場のトラバースや長い急な階段など、目まぐるしく変化する。子供は楽しかったと言っていたけど、雨や強風時はかなり危なっかしいと思う。

西峰から松尾寺間は過度に手が入っていないいかにも山道といった感じの登山道。個人的には登山っぽくて好きだけど、その分歩きにくいので登りでも下りでもそれほどペースは上げられない。

 

 

感想

何と前回の山行から半年経ってしまった。何故県外の遠方の低山を目指すのかといえば、上の子供が行きたいと言うからだ。身体を酷使する様なしんどい行為は面倒臭がるのに珍しい、と思ったら、どうやら推し活らしい。理由はどうあれ、登りたいというのなら全面的にバックアップしよう。下の子供はちょっと躊躇い気味だったけど「若狭なら海鮮丼が美味しいんじゃない?」と食い物で釣って連れ出した。

が、天気予報は雨。それでも何となく小雨程度で済みそうじゃないか?という事で出掛ける事にした。正直自分一人なら中止したけど、子供と休みが合うタイミングはこの日しか無かった。低山とはいえ初心者を連れて難所が有る山に雨の日に登るのは流石に気が引ける。カッパはもちろん、ヘルメットやヌンチャク等を持って滑落や怪我にならない様に心構えしておく。結果的には雨に降られる事も無く、難所も問題無くクリヤ出来て良かった。独りの時よりも数倍気を遣う。その代わり、無事に山行を終えた時には独りの時よりも何倍もの満足感があった。

下の子供と一緒に登山したのは6年前、上の子供と一緒に登山したのは9年前になる。二人一緒に登山したのは、もういつだったか覚えていない。多分小学生低学年くらいだったんじゃないかと思う。ロープにぶらさがって下る子供たちを見ていると何だか可愛くて微笑ましかった。下の子供は体力的に青葉山で一杯一杯の様。上の子供はまだ余裕が有った。今回の山行で楽しかった、となればいつでもまた連れて行くんだけど、登山はストイックで苦行の様なものなので、性格的に合う合わないがあるだろう。またいつか一緒に登れたら良いと思う。

子供が青葉山を知ったきっかけは、NHKの「にっぽん百低山」で青葉山を登っているのを見たからだ。吉田類がゆるゆると低山を登り、下った麓で地場の物をつまみならが日本酒をやるのはゆるくて面白い。百名山は紹介される事が多いけど、低山の面白さはなかなか分からないので良い番組だと思う。

3人分のヘルメットを持ち歩くのはめちゃくちゃ邪魔だ。そもそも「登山用ヘルメット」はグリベルの1個しかない。後は、MTB用のBELLのヘルメット(バイザーレス)と、以前山で使っていたアクティビティ用ヘルメットだけど、それらと比べるとグリベルのヘルメットは明らかに軽い。めちゃくちゃ軽い。3つヘルメットを持って違いが良く分かった。これだけ軽いと被っていても負担にならないので、グリベルのステルスはお勧め。

 

余談

海鮮丼は食べられなかった。道の駅やシーフードマーケットなどの食堂は閉店が早くて15時くらいにはオーダーストップになってしまう。しかも周辺の国道沿いに飲食店は乏しくて海産物を扱うお店も見つけられない。地元の知る人ぞ知る的な店なら有るかもしれないが、よそ者が行き当たりばったりで目につく店舗で夕食に食べるのは無理そう。飯で釣ったのに子供には悪い事をした。