寒くなると著しく始動性が悪くなる。スパークプラグの火花が弱い様だ。関係する部品を全て交換したが変わらず。何でや?マジわからん。というのが前回まで。
原因はCDIなのか?でもCDI新品だし?新品が立て続けに壊れるか?原因が確定しないまままた新たにCDIを買い直すのもどうかと思うものの、買い直した。
汎用の中華CDI。自作CDIのサイトでも使っていたのと、HONDAクラブマンで使っている人が居たので多分XRでも動くだろう。丁度楽天のポイントが有ったのでポイントで購入。
1300円だけどポイントで実質無料。コネクタはそのまま無加工で使えそうだ。
ただの汎用CDIなら買わなかった。信頼性に乏しい製品ではNGだった時に良否の判断が出来ないからだ。ただ、この製品にはパルスジェネレータモニタ用のLEDが付いている。つまり、これを繋げばパルスジェネレータが正常に機能しているかどうか(点火指令が出ているか)が分かる。パルスジェネレータからの電圧は非常に瞬間的で微細なので、テスターでは上手く測れない。千円程度ならこの汎用CDIで確認した方が手っ取り早い。
配線の配列は下記の通り
CDI 車体 名称
2Pコネクタ
赤-黒赤 エキサイタコイル
黒-黒 スイッチ(キル/イグニッションキー)
4Pコネクタ
黄-黒黄 イグニッションコイル
青-青黄 パルスジェネレータ
緑-緑白 パルスジェネレータ
緑-緑 アース
社外CDIの4Pコネクタには緑線が2本有る。1本はアースで、1本はパルスジェネレータ。パルゼネは4Pコネクタの対角線上の配線だけど、どちらも緑って事はアースで良いのか?
コネクタを繋いでキックするとCDIのLEDが光る。パルスジェネレータは機能している。スパークプラグを見ると、火花が見える。やっぱりCDIの故障だったのか。と、念の為元の純正CDIを繋ぐと火花が見える。あれ?イリジウムプラグじゃなくても標準プラグでも見える。あれれ?ただ、テストしたのは夜だったので、週末の昼間に再度確認する。
www.youtube.comかろうじて肉眼で確認出来るけど、やっぱり昼間ではとても分かり難い。コマ送りで見ると0:20辺りで一応飛んでる。一応肉眼で(かろうじて)確認出来たのと、他に原因が思い当たらないので復元する。バラしたハーネスは一応点火系のアースのみ引き直して戻す。
始動テスト
youtu.be初回は10~20回くらいキックして始動した。一度掛かると掛かりやすい。
結果
結局何も変わっていない。始動はするけど、日中に目視出来ない位の火花というのはやっぱり異常じゃないかと思う。逆にあの程度の火花でも始動出来るエンジンが凄い。
今回の出費
CDI(GY6用中華製) 1,306円(楽天ポイントで0円)
出費総額
ホンダ純正CDI 10,970円
ジェネレータコイル 23,277円
パウスジェネレータ 3,741円
強化イグニッションコイル 3,320円
プラグキャップ 621円
送料(総額) 1,040円
総計 42,969円
追記
最後にもう一度強化イグニッションコイルを使う。
先日も武川の強化イグニッションコイルを買ってみて結局効果が見られなかったんだけど、この製品の説明文には2倍の電圧を掛けて強い火花を飛ばすとあるので何らかの変化が見られるかもしれない。
と、期待して組んでみたけど、火花が見えない。日中だと全く持って何も見えない。あれ?もしかして火花飛んで無いのか?と思ってエンジンに組むと、エンジン掛かる。こういうものなのか? 3か月の期間と4万円使って何も変わらなかった。釈然としないけど、これ以上やれる事が思い浮かばない。
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