シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

伊吹山 古屋(さざれ石公園付近)から伊吹山東尾根

 

※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。

 

 

 

2022年12月29日(木)曇り時々雪
さざれ石公園付近から伊吹山の東尾根を登り伊吹山方面を目指す。

 

07:00 県道脇

10:00 ドライブウェイ直下(引き返し)

12:00 県道脇

 

駐車場発〜駐車場着 5.8km 5時間00分(休憩含む)
駐車場標高:324m 最高点:1053m 標高差:729m 累積標高登り:757m
道中の飲料水 0.3L(お茶0.3L)

着衣(上) 長袖シャツ マイクロフリース(未着用) ULダウン(未着用) シェルジャケット
着衣(下) シェルパンツ タイツ
靴 ASOLO SHERPA GV 冬用ゲイター スノーシュー アイゼン(未使用)
他 ヘルメット 帽子 ストック ピッケル(未使用) ゴーグル(未使用) バラクラバ(未使用)

 

アクセス

国道417号線から県道32号、春日方面(西)へ。途中左折して県道257号、さざれ石公園方面へ。積雪期はさざれ石公園まで車では進めない。公園手前の貯水槽までは除雪されている。四駆でなくても行けるがスタッドレスタイヤは必要。

 

ルート

さざれ石公園手前の県道から尾根に取り付き尾根沿いに登る。ドライブウェイ直下で引き返し、下りは1つ南の尾根を下る。

地図詳細とGPSのデータファイルはこちらを参照下さい。

カシミールから地形図を印刷する手順はこちら

 

 

昨年目指して途中敗退したルートを再度歩く。先日雪が降ったけど、積雪量は多くないので前回よりは歩きやすいだろう。

 

コンクリート壁面の隙間から取り付く。前回は雪が多くて分からなかったけど、ちゃんとした道になってる。

 

あれ?意外にしっかりした道が。ただ、道は沢沿いに進んでる。冬は直接尾根に登った方が良いんじゃないかと思ったけど、あまりにもしっかりした道なのでこのまま進んでみる。

 

沢の取水場までの道なのか?

 

取水場から先にも道は続いているけど、積雪時はかなり危うい。この先尾根に向かう道が有れば良いけど。

 

ピンクのテープが有ったけど、とても道とは思えない。やっぱり最初から尾根に登るべきだった。引き返すのも面倒なので尾根に向かって斜面を登るけど、ワンミスで滑落しそうなレベル。これは遭難予備軍じゃね?

 

何とか尾根に出た。直近歩いたと思われる踏み跡が有る。ということは一応ルートなの?こんな所他にも歩いている人居るんだ。

 

前回敗退した急登。積雪量は多くないとはいえ、登るのはキツい。

 

今回は踏み跡が有るから楽だなぁ。急登を見下ろす。いかにも登り難そう。

 

踏み跡はここまでだった。ここで引き返した様。お陰で体力を温存できた。

 

下る予定の南隣の尾根が見えた。しかし分かり難い。積雪量は多くないけど、踏まれていない雪を進むのは疲れる。

 

笹又谷の上のコルに出る。この先にドライブウェイが有るはずだけど視界が悪い。

 

ドライブウェイ直下。ドライブウェイまでくらいは登ろうかと思ったんだけど、強風と雪で視界も悪く、登ったところで体力を消耗するだけだよな。ドライブウェイまで登らずに引き返す。

 

笹又谷も見えない。視界が悪い中、歩いた事が無いバリエーションルートを進むのは危ないな。

 

下りの尾根を見定めて進む。下る予定の尾根は笹又谷登山口方面に向かう尾根。尾根が二股に分かれているんだけど分かり難い。

 

視界が晴れた。でも一瞬だけだった。今日は一日こんな天気みたいだ。

 

笹又谷登山口に下る場合は、右寄りに逸れなければいけない。が、分かり難い。マーキングも見当たらない。自分のトレースが有れば良いけど、無いと間違えるかもしれない。今回は笹又谷方面ではなく直進する。

 

地形図で見ると緩やかな尾根っぽかったけど、実際緩やかで歩きやすい。この近辺の尾根で一番歩きやすいかもしれない。

 

林道?に出た。笹又谷登山口からの林道だろうか。登山口から林道を歩いてここまで進めば急登は避けられそうだけど、結構距離があるのでどっちもどっちか。

 

林道を横断して尾根を下る。どこが尾根だか分かり難いな。

 

下ってくるとかなりしっかりしたトレースになる。作業用なのか?

 

集落の上に出る。丁度さざれ石公園に向かう道の上。

 

あんなにしっかりしたトレースだったのに、道路に出るまでの斜面の下りがヤバい。

 

下ってきたら金網で道路に出られず、最後の最後で藪漕ぎするハメに。

 

帰ってきた。意外に早かった。




ルート

伊吹山 伊吹山東尾根(古屋の沢の北)

正式名称は知らない。地形図を見て思い立って歩いてみたけど、マーキングが有ったのでバリエーションルートなのかもしれない。最終的には笹又からのルートと合流する。尾根沿いに進むだけなのと、支尾根がほぼ無いので間違えやすいポイントは無いものの、視界が悪いと緩斜面付近で迷うかもしれない。尾根筋を外さないポイントは、杉林の端を確認しながら歩く事。標高が上がると、尾根の南側は杉林だけど北側は雑木林になる。なので杉林の端が尾根筋になる。

 

伊吹山 伊吹山東尾根(古屋の沢の南)

正式名称は知らない。比較的緩やかで急登は少なく歩きやすい。途中で笹又谷の冬道と合流する。登りはただひたすら登れば良いけど、下りは支尾根があるから間違えやすい。県道から尾根へのアプローチが一番厄介。

 

感想

前回の山行から5ヵ月、冬山は1年ぶりになりかなりブランクが空いた。モチベーションが下がった訳では無く、単に時間が取れないだけ。ブランクがあるから養老山辺りで慣らそうかと思ったんだけど、養老山は冬でも登山者がそこそこ居そうなのと、伊吹山の東尾根を踏破しておきたかったので伊吹山に行く事にした。

何故伊吹山の東尾根にこだわるのかというと、冬に東側(春日村方面)からアプローチしようとすると、夏の登山口まで畑と林道をショートカットして行く必要が有る。畑には獣避けの金網が設置されていて、雪が積もると出入口を開ける事が出来ずとても通りにくくなる。積雪時はどうせさざれ石公園付近からのスタートになるので、ならば最初から尾根に登ってしまえば良いんじゃないか、と考えたから。

これで近辺の尾根は一通り歩いたと思う。歩いてみた感想は、伊吹山山頂を目指すなら素直に上野(南斜面)から登った方が良い。どの尾根を登ったとしてもドライブウェイに出るまでにかなりの時間を体力を使う。ドライブウェイに出てからも山頂まではかなり距離が有るので、歩きやすい雪質と有り余る体力が有れば登頂出来るかもしれない。唯一さざれ石公園から渡渉して南の尾根で登るルートは山頂付近に出るので山頂まで行きやすいけど、えげつない急登の連続なので体力を消耗する。

ただ、僕自身は山頂を踏む事に特に拘りが無い。途中敗退しても全く構わないと思っている。それよりは大変なルートを自力で歩いた方が達成感が有って満足出来る。自分のギリギリのラインで、でも遭難しない程度で、途中敗退しても構わない前提だから引き返す判断も気が楽だ。だから東尾根を好き好んで歩いている。バリエーションルートだからほとんど人に会わない。静かに歩けるのは良い。

 

 

 

参考

singlesmile.hatenadiary.jp

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singlesmile.hatenadiary.jp