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BETA テクノ(1995) クラッチマスターシリンダー仮修理

 

 

 

先日ツーリングに出掛けたら、いきなりクラッチが切れなくなった。マスターシリンダーが壊れた。

マスターシリンダーのピストンを押す為のプッシュロッド?が脱落したみたいだ。なのでレバーを握ってもピストンを押す事が出来ずスカスカでクラッチが切れない。とりあえず応急で適当なスリーブをかませて何とか走行した。

 

 

で、これをちゃんと直したい。

調べるとマスターシリンダーのピストンキットが売っている。

www.twk.jp

がしかし1万円くらいする。タイヤも交換したいし金が無いのでとりあえず何とかクラッチが切れる様にする。

 

 

クラッチのマスターシリンダー。筒状の物がマスターシリンダーピストンなのか、これを押し込むとクラッチが切れる。なので、この筒に適当な棒を入れてやれば良いのでは?と思ったんだけど。

 

よくよく見ると、ただの棒では良くない。というのもレバーを握ると作用点が円弧を描くから。ただの棒にすると真っすぐに押せずにマスターシリンダーのシリンダーチューブに負荷が掛かってしまう。これは先日のリヤブレーキマスターと同じ症状だ。

そこで、レバーを握ってもなるべくスムーズに力が掛かる様に接点部分を球状にしてみる。M8の六角ボルトを削って球面にする。

 

尚且つレバー側のストローク調整ネジも球面にする。

 

スムーズに完全にストロークする様になった。ただ、筒に入れてあるだけなので何かの拍子に脱落してしまうかもしれない。なるべくならちゃんとした部品を買って直したい。

 

 

追記

少し修正した。

レバーの作用点が円弧を描くのなら、レバー側凸/マスター側凸ではなく、片側は凹にした方が良いのでは。という事でマスター側のプッシュロッドをへこませてみた。レバー側のアジャスターボルトもそのままでは大き過ぎるので先端を加工。

 

レバー握るとこんな感じ。円弧を描いても上手い事逃げてくれるし、へこみが有る分脱落し難いんじゃないか。我ながらなかなか良い出来じゃないか。



 

 

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