シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

オフロードバイク

週末に子供の運動会があった。予定より随分早く終わり、久しぶりに休日にバイクに乗る。そのままの格好(ポロシャツにジーンズ+ハイカットシューズ)で近くの林道へ向かう。
日中にバイクで山に入るには気をつけなければいけない。山道でも意外に人が多い。山仕事の人はもちろん、山菜取りに植物の盗掘、ハイカー、そしてオフロードバイクのライダー。いつもは会社帰りの夕方だから、平日のそんな時間に山に入る人はとても少ないのだけれど、休日の昼間は誰かに出くわしかねない。
ちょくちょく覗いているオフロードバイク系ブログのダーヌポで、里山を荒らすオフロードバイクが話題になっていた。外車や逆輸入車などのハイパフォーマンスなオフロードバイクによるえげつない走り方かと思ったら、映像はトレール(公道走行用市販車バイク)による林道ツーリングの様な感じだった。多分何処でもよくある光景だろう。でも、いつも懸念している事だ。同じ様な理由で、僕の近所のとても素晴らしく楽しい林道が全て閉鎖された。残念だけど仕方が無い。逆の立場なら、僕も同じ様にオフロードバイクや4駆は締め出すだろうから。だってそれらは不利益でしかないし、ライダーの立場ですら林道の一番の脅威は他のオフロードライダーだからだ。そうは言っても、僕と映像のオフロードライダーとは何の違いも無いんだけど(僕が走っている林道は公の道路だけれど)。
林道に入り気持ちよく流していると、やっぱり山仕事の人に出くわした。すごすごと引き返そうとすると、道を塞いでいた丸太をどけて僕を通してくれた。僕はお礼を言って通らせてもらった。人が居たら徐行する、自分の顔を見せる、挨拶をする(御礼を言う)くらいの事は最低限するべきじゃないかと思う。それでも市街地よりは遥かに自由なライディングが楽しめると思うのだけれど。
しかし、あの程度の林道ではハイパフォーマンスなオフロードバイクでは物足りないんじゃないかと思う。そうすると、より深い所に入り込んでより性質の悪いことに発展するのかなぁ。バイクの高性能化って一体僕らに何をもたらしてくれるのか?って改めて思う。