※コースタイムや状況、使用道具類の情報は、今後の私的なデータベースとする物で一般的には信頼性に欠けるものです。状況や感想も主観的です。参考にされる場合は充分に注意して下さい。
2017年8月27日(日)晴れ
白山に平瀬ルートから登る
05:25 白水湖 無風 8℃
07:05 避難小屋 無風 13℃
08:25 室堂 無風 14℃
09:15 御前峰 無風 17℃
登り所要時間 3時間50分
10:00 剣ヶ峰 微風 15℃
11:10 室堂 無風 18℃
12:05 避難小屋 無風 18℃
13:35 白水湖 無風 22℃
駐車場発〜駐車場着 16.3km 8時間10分(休憩含む)
駐車場標高:1258m 最高点:2702m 標高差:1444m 累積標高登り:1585m
道中の飲料水 2.5L(お茶2.0L ジュース0.5L)
着衣(上) 長袖シャツ ウインドブレーカー ソフトシェル(未着用) ULダウン(未着用)
着衣(下) 化繊のズボン(薄手)
靴 adidas TERREX
他 グローブ 帽子 サングラス ヘルメット
アクセス
岐阜方面からだと、国道156号を北上。国道158号との三叉路を左折して国道156号のまま。白川郷の看板を目指して走ると分かりやすい。御母衣ダムを過ぎると白山公園という看板が有るので左折。林道を13kmほど走ると白水湖畔の駐車場に着く。林道はすれ違い困難な細い林道でカーブミラーは乏しい。日中は対向車に注意。
ルート
今回のルート。山旅ロガーでログを取り、カシミールで表示させています。
白水湖を起点に平瀬ルートで登る。剣ヶ峰にも足を延ばす。後お池巡りで周回して下山。
深夜3時頃に登山口に着いて仮眠する。毛布を持ってこなくて車で遭難するかと思った。朝から満車。登山者多い。
朝焼けの登山道を登る。朝から歩いている人多くて、ついペースが乱れる。
避難小屋付近まで登ると御前峰と剣ヶ峰が見える。遥か上方に。もう8割くらい登った気分だけどまだ半分くらい。
夏の終わりのカンクラ雪渓は空っぽ。
いつもながら終盤しんどい。序盤にペース上げ過ぎた。
ハイマツの林を抜けて縦走路分岐。南龍ケ馬場に向かう道。縦走日和。
室堂小屋が見えた。
ひっきりなしに荷揚げしていた。このヘリ2ローターなんだね。
室堂は朝から登山者で賑わっている。
軽く食事して御前峰に向かう。しんどいけど、まだ結構登る。登山者多い。みんな登り優先とかお構いなし。
御前峰登頂。まずはお参り。おみくじ引いたら大吉出たよ(・∀・)
御前峰から室堂。向こうに別山。
登ってきた平瀬ルート。眼下に白水湖。
メインイベント剣ヶ峰。
白山山頂の石柱脇を抜けて進む。
剣ヶ峰を別角度から。険しそうに見えるけど、そこまで難易度高くない。
下ってきた御前峰北斜面。結構険しい。
ヘルメット被って剣ヶ峰取り付き。剣ヶ峰南斜面をトラバース気味に進む。薄いトレースが有る。
下りは剣ヶ峰から西に伸びる痩せ尾根を下る。
下って登山道に合流。
剣ヶ峰脇の翡ヶ池きれい。今日は良い天気。
御前峰と剣ヶ峰。裏から見ると、白山って火山だというのがよく分かる。
お池巡りルートで室堂まで戻る。結構下るから、どっか違う所へ行ってしまうんじゃないかと心配になる。
室堂見えた。登山者が多くてベンチも空いてないのでそそくさと下る。
下山は静か。
白水湖まで相当下る。下りで膝が痛んだ。
ルート
平瀬道(白水湖〜御前峰)
よく整備された登山道。開放的な尾根を歩く。険しい個所や急登、難所はほとんど無く、全般的に歩きやすい印象。比較的登りやすいルートだけど、そこそこの距離と標高差が有るので日帰りで歩くなら程ほどに体力が有る人じゃないと厳しい。
剣ヶ峰
一般的な登山道としては整備されていない。歩いて良いのかさえ分からないグレーなルート。歩いている人は居るみたいで、薄いトレースは有る。池の南側から剣ヶ峰南斜面を登るのが一般的っぽいけど、痩せ尾根を進んだ方が人目につきにくくて都合が良い。薄いトレースは有るもののマーキングは無いので自分自身でルートファインディングしていく必要が有る。個人的にヘルメット推奨だけど、白山でヘルメットが必要な個所が他に無いので浮く。
感想
急に出掛けられる事になって、行先は前々から色々考えてはいたものの、前回から 2ヶ月半ほど空いてしまって、そんな状況でいきなり過酷な行程は控えたいのと、新しい靴の履き慣らしも兼ねて、白山に登る事にした。
結果的には、一番行ってはいけないタイミングで行ってしまった。登山者が多過ぎる。剣ヶ峰は御前峰から丸見えになるので、あんな大勢の登山者が居る中で剣ヶ峰に登るのは非常にマズい。剣ヶ峰に登るなら紅葉が終わった頃を見計らって足を延ばした方が良いと思ったけど、気苦労に割には見返りが少ないので今後は登るのはやめておく。白山(御前峰)は残雪期が一番良かった。登るなら6月が良い。
剣ヶ峰に関しては岩や砂利しか踏まない様に気を遣って歩いたものの、大手を振って歩けるルートでもなく、やっぱりジャンダルムが一番良かった。誰にも咎められる事無くハードな岩場を延々と歩けるのはあそこ位しか思い浮かばない。
下山中に、ザックを2つ抱えている女性を2回見掛けた。同行のお年寄りが不調になったらしく、代わりにザックを持ってあげていたみたいだ。急に不調になったのかもしれないけど、完調じゃない時に歩くには白山のルートは長過ぎるし標高差も厳しい。ソロなら自分の荷物を運べないという状況は、もう半分遭難してる。そういう僕も終盤は膝が痛んだ。自戒も込めて。
参考