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FORD Ka アクセサリ電源

 

 

最近は車で使う電気機器が多いので、アクセサリ電源(シガーライター)を多用する。そのアクセサリ電源、Kaの場合はエンジンを切ってもすぐには切れない。取扱説明書によると、エンジン停止後1時間程度は使えます。と書いてある。いや、使えます。じゃないだろ。5分~10分ならまだしも、1時間は長過ぎるだろ。その間、繋いでいる機器は稼働したままの状態になる。すぐさまバッテリーが上がるほどの消費電力ではないにしても、エンジンを切る度に毎回毎回1時間通電しっ放しというのはさすがに問題が有りそうだ。

なので、エンジンを切ったらプラグを抜いて電源を切り、エンジンを掛けたらプラグを差して電源を入れていたんだけど、面倒くさい。毎回プラグを抜き差しするから、プラグやソケットも傷みそうだ。電源スイッチ付きの増設ソケットを買おうかと思ったけど、それでも毎回スイッチのON/OFFするのは面倒だし、入れ忘れや切り忘れもある。構造的に良くない。

ETC機器が取り付けられていて、これはイグニッションキーと連動して電源がON/OFFされる。なのでこのETCの電源からアクセサリ電源を取れば、いちいちスイッチでON/OFFしなくても良いんじゃないか。

 

Kaのアクセサリ電源(シガーライター)は、シフトノブの前付近にある。

 

カバーを開くと、電源ソケットと灰皿が出てくる。古い車両なので、まだ灰皿がついてる。シガーライターは見当たらないので紛失してしまったんだろう。

助手席の足元右側にETCの電源配線が有る。ギボシ端子で接続されている。これを分岐してアクセサリ電源を取る。それにしても、この怪しいテーピングの配線は何だ?適当な配線処理はトラブルの原因になるし、トラブルの際トラブルシュートがとても面倒になるから心配だ。

 

丁度電源プラグが壊れた増設ソケットが有ったので、これを使う。電源をギボシ端子に変更する。

 

電源を分岐して、増設ソケットをつなぐ。これで面倒から解放される。

 

アクセサリ電源はエンジンを切ってから1時間後に切れる、なんて取説が無ければ「何で切れないんだろう?」って酷く悩まされるところだった。1999年式の車両だから、当時はタバコのライターに使うくらいで多種多様な電気機器をつなぐ事は想定していなかっただろう。だからエンジン停止後1時間も通電していても弊害が無かったんじゃないか。でも現状では難が有る。

ETCの電源(イグニッションキーと連動する電源)は一体何処から取っているんだろう?と配線の元を辿ると、ステアリング下付近のハーネスの束の中に入っていた。ここにイグニッションキーでON/OFFされる電源系統が通っているらしいが、ハーネスの束をバラすのが大変そうだったので具体的にどの配線から分岐しているかまでは確認していない。ただ、途中の電線接続部(テーピングしてあった所)などは処理が甘かったので、走行中にうっかりショートやアースしてトラブルを起こす可能性が有る。テーピング部分はやり直して補修しておいたけど、元電源部分も一度確認しておいた方が良いかもしれない。

 

 

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