通勤途中で左折しようと思ったらウインカーがめっちゃ速くなった。球切れしたみたいだ。車を降りて確認すると左前のウインカーが点かない。最近は運転中ウインカーを点けない、もしくは右左折の寸前になって点ける、というのが流行っている様だけど、ウインカー点かないのは危ないのですぐに直したい。
フォードKaはかなり古い車なので使用されているのは当然普通のバルブ(電球)だけど、交換する前にどんなバルブなのか確認しておく必要がある。外車の場合、一般的なバルブではない特殊な物が使われていたりする。バラしたは良いけど手持ちでは無かった、となると二度手間になるので作業に掛かる前に取説を確認する。
メンテナンスの項目に、バルブ交換の手順が記載されている。使用するバルブは普通の21W。説明では「黄色のバルブ」と書いて有るけど、ウインカーレンズが黄色になっているので透明のバルブでも大丈夫だろう。手持ちでバルブが有ったので作業にかかる。
ウインカーバルブの交換は、フロントグリルの固定ネジを外して隙間を空けて作業をする、と書いて有る。ヘッドライトユニットの背面カバーを外して作業するのかと思ってたのでちょっと安心。ライトの背面カバーは、一度外すと取付けるのが非常に面倒臭いからだ。
フロントグリルの上部3ヵ所にタッピングビスがあるので外す。グリルは下部がバンパーに固定されているのでビスを外しただけでは取外せない。隙間を空けて作業をする。
グリルの奥にウインカーバルブのホルダが見える。2本の角が生えた様な形状の物。反時計回りに回すと外せる。ピンク色のマーキングは、取り付ける際の合わせ位置(画像は作業後の物で、ホルダを戻す際にマーキングしておいた)。
思ったより簡単だった。
取説では黄色のバルブと書いて有ったけど、付いているのは透明なバルブだった。見た感じフィラメントが切れている様には見えなかったので、念の為テスターでバルブを確認してみたら切れてない。ホルダの電線も損傷している様には見えないので、バルブとホルダの接触不良っぽい。再度バルブを取付てウインカーを点けて見たら、正常に点滅した。単なる接触不良だった。
古い車両だと有りがちなトラブルだ。フォードKaは雨天走行でヘッドライトユニット内水が入る持病があるから余計にトラブルに繋がりやすい。
何てことない作業だけど、手順が分からないと悩みそうだ。中古車の場合、取説が無くなっていたりするので参考に記録しておく。
今回の出費
作業のみ 0円
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