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BETA テクノ(1995) ミッションオイル/クーラント交換

 

 

 

キャブの清掃が済んだのでエンジンを掛けたいのだけれど、その前にミッションオイルを交換しておく。

エンジン底面、アンダーガードの中央付近に穴がある。穴の奥にドレンボルトが有る。ドレンドルトは8mmの六角レンチで緩める。抜いたオイルは意外に綺麗。白濁していないのでウォーターポンプのシールも健全っぽい。

オイルレベルゲージの窓を見てオイルが入っていない様に見えたのは、エンジンを掛けていないからオイルがアッパーレベル以上に有ってしかも綺麗で濁っていないから入っていないのと勘違いした為だった。

 

ドレンボルトの先端はマグネットキャッチになってる。若干鉄粉が付着しているけど、異常なレベルでは無さそう。ドレンボルトはアルミ製。こんな所まで軽量化されてる。

ドレンボルトはM16。ガスケットは紙製の様な物。M16のガスケットが手持ちで無いので使いまわすけど、今度用意しておこう。

 

エンジン左側面にオイルフィラーキャップが有る。こちらも8mmの六角レンチを使う。ドレンもオイルフィラーも紙製っぽいガスケットが使われているけど、オイルフィラーのガスケットがボロボロになっている。

 

ガスケットが無いので適当なOリングに交換しておく。ただのキャップだから適当なシールでも大丈夫だろう。多分。

 

サービスデータではミッションオイルはMOTULのTRANSOILを使えと記載されている。TRANSOILだけで粘度指定が無いんだけど、多分コレで良いんだよね。ただのミッションオイルのくせに高いなぁ。でもトライアルバイクのミッションオイルってクラッチの切れに影響するらしくて結構シビアなので、変な安いオイル入れられない。

 

チャンバーが邪魔でオイルがとても入れ難い。給油口の穴が小さ過ぎてオイル注入ノズルも入らない。適当な漏斗も手持ちで無かったので、百均で買った灯油抜き取りポンプをカットして漏斗代わりに使って入れる。オイル量は500ccなので、2回分有るよ。

 

クーラントリザーブタンクも液面が見えない。いつ整備したかも分からないので交換しておく。冷却水ポンプ付近に有るマイナスネジを緩めるとクーラントが抜ける。

 

ラジレターの上部にエア抜きのボルトが有るので緩める。ラジエターのカバーを外すのが面倒。

 

抜いたクーラント。緑じゃないの?何色? 量も少ない。500ccくらい?

 

クーラントを抜いた後、一度水道水を流して洗浄しておく。新しいクーラントを入れる。安かったのでスズキのクーラント。寒冷地じゃないので30%くらいで良いんじゃないか。洗浄する時に水道水を入れたら500cc位しか入らなかった。とても少ない。なので使用するクーラントもとても少ない。こんなに要らないぞ。

 

新しいガソリンを2L買ってきて混合ガソリンを作って入れる。キャブ整備の時に分解したガソリンコックはちゃんと止まっていて一安心。

エンジン掛かった。だけどキックペダルがめちゃくちゃ重い。250ccの2stエンジンなのに何でこんなにクソ重いんだ? キックが左側に有るから車体左側に立って右足で蹴るも、掛からない。仕方が無いので踏み台の上に乗ってキックを蹴ると掛かった。これエンストする度に踏み台が必要になるのでは?

ちなみにサイドスタンドはグラグラなのでサイドスタンドを立てた状態でキックを蹴る事は出来ない。多分以前のオーナーの誰かがスタンドを立てた状態でキックしていたんだろう。溶接補修の跡がある。トライアルをやっている人が言うにはスタンドを立ててキックしない方が良いとの事。まぁこんな軽量化されたスタンドでキックしていたら壊れるよね。何だかキックに悩まされるバイクばかりだな。


とりあえずエンジンは掛かったので一安心。あとは、

・ブレーキとクラッチのフルード交換

・ブレーキの整備

・ハーネスの整理

・リヤサスの整備

・保安部品の取付け

といった所か。



今回の出費

ミッションオイル MOTUL TRANSOIL 10W-30 2,070円

クーラント スズキ 1,430円

計 3,500円

 

 

 

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