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三菱ミニキャブトラック(U62T 1999年式) 水温計を追加する

 

 

 

日中の気温37℃が当たり前の2024年夏。マジ暑い。エアコンをつけずに車の運転などやってられない。が、この炎天下の中でエアコンを掛けた状態でどの程度負荷が掛かっているんだろう? ミニキャブトラック(1999年式)には元々水温計がついている。だけど温度までは分からない。温度が分かる様に水温計を追加したい。

 

OBDが使えたら簡単なんだけど、この年代は古過ぎて独自ブロトコルの為市販の機器が使えない。かといって冷却水経路に温度センサを割り込ませるのもかなりの手間だし、そこからトラブルになりかねない。そこまでして必要な物でもないのでもっと適当に簡易的に何かできないか、と考えて、プローブ(温度センサ)付のデジタル温度計を使う事にした。

プローブ付き温度計などで検索すると沢山出てくる。その中でもとびきり安かった製品を購入してみた。

送料無料で219円て、有り得ない金額。ここまで安いと詐欺なんじゃないかと思ったけど、200円なら失敗しても惜しくはないかと思って注文してみた。海外発送なのでめちゃくちゃ納期が掛かったけど普通に届いた。

 

エンジンルームの冷却水配管に付ける。エンジン前端に有るゴムホースが冷却水経路じゃないか。

 

最初はゴムホースにプローブを付けたんだけど、走行中でも70℃位までしか上がらない。ゴムホース越しでは正確に温度が測れない様なので、ゴムホースが接続される金属部品にプローブをアルミテープで貼り付け、さらに脱落しない様に結束バンドで固定する。冷却水を直接測っている訳では無いので誤差が有ると思うけど、金属越しならある程度近い温度が測れるんじゃないか。

冷却水回路で金属製で簡単に触れる個所がここしかなかったんだけど、この金属部品はサーモスタットの様。ラジエーターで冷やされた冷却水が来る個所なので、エンジンを冷却した後の水温より低めの温度になる。

 

プローブのケーブル長は長く無いのでインパネまで引き回すのは無理。とりあえずシフト付近に貼り付けて置く。エンジンルームから室内に引き込むのも適当な穴が無かったので、やむを得ず助手席シート下を通している(座席で挟んでる)。

 

実際に走行してみると、走行中の温度は70~75℃くらい。渋滞などで低速走行~停止してもせいぜい75~80℃弱だし、回して走っても80℃を超えるのは見ていない。しかもエアコンを掛けた状態でアイドリングさせていると温度が下がっていく。大体71℃前後。冷却水を直接計測している訳では無いし、センサの取付け位置が冷却水経路のどの部分に当たるのかもよく分からないけど、それにしても熱的にはかなり余裕があるみたい。実際にアイドリング状態でも冷却ファンが回らない。

前の車が古い欧州車だったので真夏のエアコンはひやひやしたけど、ミニキャブトラックはかなり過酷な使用状況でも大丈夫そう。冷却水温度が分かるとどんな状態なのか分かるので面白い。

 

 

今回の出費

デジタル温度計 219円

 

 

 

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