シングル スマイル

目指すのはジャンガリアンな生き様

プロボックス比率

 

 

 

マイカーのパジェロミニが故障して車屋さんに修理をお願いしているんだけど、修理が長引きそうなので代車を借りている。代車はトヨタプロボックス(の兄弟車のサクシード)。言わずと知れた、トヨタライトバン型商用車だ。何でそんな車が代車なのか?といえば個人の小さな車屋さんだから、そういう車が有ると代車だけではなく多用途に使えるから便利なんじゃないかと思う。

で、毎日プロボックス(の兄弟車のサクシード)で往復90kmの距離を通勤しているんだけど、自分が運転してみると街行くプロボックスが目につく。目につくというレベルじゃない。どこもかしこもプロボックス。圧倒的にプロボックス

商用ワゴンはハイエース1強状態でどこもかしこもハイエースな状態だけど、それでも最近は少し日産も増えてきている様に見える。それに対してライトバンタイプ(ステーションワゴン)は、もうほぼプロボックスしか見ない。極稀に日産ADを見掛けるくらいで、感覚的にはプロボックス15~20台に対し日産ADを1台見掛ける位の比率。このジャンルではシェア90%くらい取っているんじゃないのか?

何でこんなにプロボックスだらけなのか?はすぐに分かる。代車のプロボックス(の兄弟車のサクシード)は初期型で走行距離20万km超の車両だけど普通に走ってる。圧倒的な信頼性なんだろう。あと補修部品のコストであるとか部品の納期であるとか、そういうランニングコスト的な面でも有利なのかもしれない。道具としては最も優れている。

道具としては素晴らしいけど、正直な所運転して楽しい車じゃない。商用車だからそういう感覚を求める物ではないのは分かるけど、運転していても平凡過ぎて何も楽しくない。ただ、営業車としてはそれが正しいんだろう。運転が刺激的な車では、営業回りで疲れてしまう。あと、「高速道路で最も速い車は営業のプロボックス」と噂されているけど、サスペンションは思った以上に柔らかいし、高速安定性が優れている訳じゃない。ただドライバー(営業マン)がクレイジーにアクセルを踏んでいるだけなんだろう。速く走ろうと思えば今時の国産車なら何でも走るから、プロボックスの高速走行性能が特に優れている訳じゃない。

しばらく借りる事になりそうなので、洗車して掃除しておいた。タダで借りているんだし、自分が長時間運転する車が汚いと滅入ってしまうから。室内は広いし、運転しやすいし、確かに便利な車かもしれない。自分で買うならもっと尖った車にするだろうけど。