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FORD Ka  バッテリー交換

 

 

フォードKaのバッテリーを交換する。先日うちのメインカーのフォード・フィエスタ(mk7)のバッテリーが突然死んでしまってエンジンが掛からなくなった為バッテリーを交換した。Kaのバッテリーも交換履歴が分からないのでかなり怪しい。連旧明けにエンジンが掛けられず仕事に行けない、なんて事態になりかねない。

 

 

既に製造から20年以上経過している車両なので、当然バッテリーは幾度か交換されているはず。今載っているのはBOSHのPSIN-5Kというバッテリー。充電すると電圧は回復するけど充電容量が低下している様子。セルモーターを回すと短時間に大電流を流すので、弱ったバッテリーでは耐えられない。

 

同型のバッテリーを購入する。新品だけど使用前に一応充電して確認してみる。今回購入したBOSHのPSIN-5Kの他に、より高性能なBOSHのSLK-5Kという製品も有る(当然高い)。他に、ACデルコのLN1という製品は互換が有る様。ACデルコ製はBOSH製に比べ若干安いけど、それ程大きな金額差にはならなかった(千円位)。探せば他にも得体のしれないメーカーの互換品が売っているけど、それでも特別安くなる訳でも無い。いくら安くてもすぐに使えなくなってしまっては意味が無いので、耐久性を考慮すると価格より信頼性を優先してBOSHにしておいた。

 

新品のバッテリーを充電した後、バッテリーテスターで見てみる。新品なのにSOHは43%になってる。新品のバッテリーでも要交換になるって、テスターはアテにならないのか。

 

古いバッテリーを取り外し、充電した後でテスターで見てみる。SOHは20%なので新品に対して半分くらい。A数(多分容量?)は新品350Aに対し245Aと30%低下している。ちなみに新品の定格は480A。内部抵抗?も5.04mオームから7.30mオームに増加している。

 

 

古いバッテリーをテスターで見ると、SOCは90%、SOHは1%。テスターで見る限りは完全に終わってる。ただ、取説を見ると、バッテリー単体での計測と、車積状態での計測を選択するモードが有る。だけど実際のテスターにはその様な項目が出てこない。英語表示でも出てこない。なので、車積状態での数値は本当にアテにならないみたいだ。

 

古いバッテリーも表示窓を見ると「良好」の緑色になってる。ただ、エンジンを止めた状態でパワーウィンドウを動かすと動きが遅くなるので弱っている印象。

 

充電した新品のバッテリーに交換してテスターで見てみる。SOCは98%だけど、SOHは19%しかなくて「要交換」になる。これも車積状態なのでアテにはならないけど、新品の状態の数値を記録しておくと後々比較出来るかもしれない。車積状態でも内部抵抗は古いバッテリーに比べるとそれ程上がっていないのは良好な状態だからなのか?

 

テスターを繋いだ状態でエンジンを始動すると、始動テストが出来る。0.9秒でエンジンが掛かり、その時に10.74Vまで電圧低下する。これは良好で、明らかにセルモーターの回転が速い。元のバッテリーは確かに弱っていたみたいだ。始動テストは、良否判断の1つの目安にはなりそうだ。

 

 

充電した新品のバッテリーでもSOHは42%にしかならないので、バッテリーテスターはアテにならないみたいだ。古いバッテリーでもSOHは20%だったので、今すぐ慌てて交換する必要は無かったのかもしれない。ただ、セルモーターの勢いは明らかに速くなったから、劣化していたのは確か。新品のバッテリーでの数値が分かっていて、バッテリー単体で計測すれば、ある程度の傾向は分かるかもしれない。また、始動モードもある程度は目安になりそう。それでもどの程度の確度なのか分からないので、結局交換の判断は使用年数と感覚に頼るしかないみたいだ。

 

 

今回の出費

バッテリー BOSH PSIN-5K 10,680円

 

 

 

 

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